新着記事
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メンタルヘルス
健康リスクを高める座りすぎに要注意
TOO MUCH SITTING (座り過ぎ)というフレーズが数年前から世界で言われていることをご存じでしょうか。
シドニー大学などオーストラリアの研究機関が世界20か国の平日の総座位時間を調査した結果、日本人の成人の平均座位時間が1日420分(7時間)と、最も長かったそうです。
新型コロナウイルスにより自粛生活が長期化していますが、身体を動かす機会が減っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、実は恐ろしい「座りすぎ」による心身への影響について解説します。2021.02.15
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ストレスチェック
ストレスチェックに関する取り扱いの注意点
ストレスチェックの受検率が低くなる一つの要因として、労働者にストレスチェック制度の趣旨が正しく浸透しておらず、労働者が素直にストレスチェックを受検することによって自身がデメリットを被るのではないかという誤った認識をされていることが挙げられます。
2021.02.08
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メンタルヘルス
効率的な情報の伝え方
カクテルパーティー効果とは、軽食やカクテルなどの飲み物を主としたパーティーからきている心理学用語の一つです。カクテルパーティーなどの多くの人が集まる場所では騒がしいのですが、隣の相手と会話がなりたったり、自分に関連する話題は自然と耳に入ってくるものです。このように人は自分に関係があったり興味があったりする言葉を自然に聞きとることができるのです。
2021.02.01
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メンタルヘルス
苦手な人に対する心理と防衛機制
人は何らかの葛藤や痛みを予感したり、危機に直面すると自分を守ろうとする心の防衛反応がはたらきます。それを心理学用語で防衛機制といい、人が困難に打ち勝ち生きていくためには大切な役割をはたしています。防衛機制の多くは、幼少期の未熟で弱い自分の不安や不満に対処するためのものだといわれています。
2021.01.25
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メンタルヘルス
うつ病の治療について
日本人のメンタルヘルスの現状をうつ病の罹患者からみていくと、12カ月有病率(過去12カ月に経験した人の割合)が1~2%、生涯有病率(これまでにうつ病を経験した人の割合)が3~7%だそうです。これは欧米に比べると低い水準で、一般的に女性、若年者に多いとされるうつ病ですが、日本では中高年で頻度が高くうつ病に対する社会経済的影響が大きいといえます。今回はうつ病の治療について分かりやすく解説します。
2021.01.18
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メンタルヘルス
身近なところに使われているナッジ理論
みなさまは「ナッジ」という言葉を聞いたことがありますか。
ナッジ理論は、文章の表記や表示方法等を工夫することで、その人の心理に働きかけ、行動を行動科学的に変えていくことができるというものです。ナッジ理論をうまく活用すると、私たちが自然についやってみたくなるような形で良い方向に導いてくれます。今回は、ナッジ理論について解説します。2021.01.11
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メンタルヘルス
「課題の分離」が導く人間関係の築き方
心理学者であるアルフレッド・アドラーは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」といっています。
人間関係を円滑にするために有効な考え方に「課題の分離」があります。今回は、この課題の分離について解説し、よりよい人間関係について考えていきます。2021.01.04
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メンタルヘルス
仕事を抱えすぎる社員と指示待ち社員への対応方法
仕事を抱えすぎがちな人もいれば、主体性がなく指示がないと動けない人もいます。
マネジメントと一言でいっても難しいことは多くあります。
そこで今回は、私の著書でもある「精神科医が教える3秒で部下に好かれる方法」からそれぞれの対応方法のヒントを解説します。2020.12.21
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メンタルヘルス
筋トレがメンタルヘルスに及ぼす影響
筋トレをすることでメンタル面にどのような影響を与えるのでしょうか。個人差はありますが、筋トレをすることでストレス軽減に繋がる可能性があります。「心技体」という言葉があるように、肉体と精神は密接に結びついています。今回は、筋トレが与えるメリットを解説します。
2020.12.14
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ストレスチェック
ストレスチェック報告書の記入と労基署への提出方法
常時50人以上の労働者を使用する事業者は、ストレスチェックの高ストレス者医師面接指導を行った後、ストレスチェックと面接指導の実施状況について、所轄の労働基準監督署に報告する必要があります。
労働基準監督署への報告は、1年以内ごとに1回行うことが会社としての義務になります。提出漏れや記載不備がないよう注意しましょう。2020.12.07
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メンタルヘルス
行動変容における5つのステージ
厚生労働省は令和元年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を取りまとめ、先日公表しました。令和元年調査の結果では、食習慣・運動習慣を「改善するつもりはない」人が4人に1人となっていました。
「改善するつもりのない」人は実に4人に1人もいるそうです。健診結果で肥満や高脂血症など、異常が指摘されているにも関わらず「なぜあの人はやる気がないのか」と思っている人もいるかも知れません。「痩せた方がいいよ」「食べ過ぎない方がいいよ」など周囲が色々と心配をして声をかけているのに、どうして何もしないのかと疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。今回は私たちの生活習慣改善のカギとなる、行動変容について解説します。2020.11.30
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メンタルヘルス
メラビアンの法則とコミュニケーション
人が人から受ける影響は、視覚情報、聴覚情報、言語情報の3つの要素があるといわれています。
この3つの中で最も影響を受けるのはどれでしょうか。
今回は、メラビアンの法則をとりあげてコミュニケーションについて考えます。自身のコミュニケーションの取り方についても考えてみてください。2020.11.23