新着記事
-
健康への過度な不安と精神疾患
身体に何か不調があった時に、自分は何か悪い病気にかかったのではないかと心配することは当然のことです。しかし、実際には病気ではないのに、病院受診や検査で異常なしと言われても、病気かもしれないという強い不安感が消えないまま長期化する「病気不安症」というものがあります。今回はこの病気不安症について解説します。
2025.06.18
-
ストレスによって引き起こされる難聴
耳の聞こえにくさは、疲労やストレス、体調不良が引き金となることがあります。中でも「突発性難聴」は、前触れなく突然片耳が聞こえにくくなる病気で、30~60代を中心に幅広い年代に発症します。原因ははっきりしていませんが、ウイルス感染や内耳の血流障害が有力とされ、ストレスや睡眠不足も誘因となります。治療のカギは早期受診で、発症から48時間以内の治療開始が望ましいとされています。ストレス対策が予防の一歩となるため、日頃から心身をリフレッシュすることが大切です。
今回は、突発性難聴について解説します。2025.05.19
-
筋トレがメンタルヘルスに及ぼす影響
筋トレは体を鍛えるだけでなく、心の健康にも良い影響を与えると言われています。個人差はあるものの、定期的な運動はストレスの軽減や気分の安定に寄与する可能性があります。心と体は深く結びついており、どちらかが不調だと全体のバランスが崩れてしまいます。本記事では、筋トレが心身にもたらすポジティブな効果について詳しく解説していきます。
2025.04.21
-
スポットライト効果が及ぼす効果
自分が意識しているほど自身の変化は他人に伝わっていないものです。それは「スポットライト効果」が関係している可能性があります。スポットライト効果とは、実際以上に他の人が自分に注目していると思ってしまうバイアスのことです。この影響を受けると、自分にだけスポットライトが当てられているように感じ、そこにいる人はみんな自分に注目していると勘違いをしてしまうのです。今回は、スポットライト効果について解説します。
2024.07.30
-
「ヘルスリテラシー」を高めて得られるもの
ヘルスリテラシー(Health literacy)は国際的にも注目され、国際比較のデータもありますが、残念ながら日本のヘルスリテラシーは先進国の中では高い方ではありません。しかし、近年企業における健康づくりにおいては、健康経営優良法人制度や健康経営銘柄の認定基準に含まれており、健康づくりの要と言っても良いでしょう。
今回は心身の両面からヘルスリテラシーについて解説します。2024.06.26
-
メンタルヘルスの向上に繋がるハラスメント対策
業務効率の低下や企業イメージ、人材流出などのリスクをさけるためにもハラスメント対策は重要です。また、ハラスメントとメンタルヘルスの関係性は深く、令和2年6月から改正労働施策総合推進法が施行され、 労災認定基準の「業務による心理的負荷評価表」にパワーハラスメントが明示されました。今回はハラスメントの定義やその対策について解説します。
2021.08.16
-
元気を作る甲状腺ホルモン
疲れやすい・集中できない・いつも眠たい等の症状が続いている人はいませんか。その原因を運動不足で体力がなくなったからとか、仕事で疲れているせいと、思い込んでいませんか。実は、甲状腺の病気ということがあります。健診ではわからなかったり、他の病気と思っていて、放置されてしまうことも少なくありません。今回は甲状腺ホルモンの病気について解説します。
2021.08.02
-
職場復帰支援について
メンタルヘルス不調で休職した社員の職場復帰支援は慎重に行う必要があります。企業として職場復帰支援プログラムの策定や関連規定の整備など、休職から復職までの流れをあらかじめ明確にしておくことが大切です。今回は国が示している指針をもとに職場復帰支援について解説します。
2021.07.26
-
日常を取りまく様々な認知バイアス
バイアスは「偏り」を意味する単語です。心理学では物事の判断をこれまでの経験や固定観念にしたがうことで、合理的でない考えをすることを認知バイアスといいます。認知バイアスは多種多様な効果があり、その多くは日々の生活においても起こっています。今回は認知バイアスについて解説します。
2021.07.19
-
感情労働とメンタルヘルス
「感情労働」という言葉を聞いたことがありますか。「感情労働」とは自分の感情をコントロールして相手に良い印象をあたえる働き方です。第三次産業が拡大するなかで、「感情労働」の割合は増加してきました。今回は「感情労働」をとりあげて、企業が取り組むべき従業員のメンタルヘルスケアについて解説します。
2021.07.12