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他院の休職診断書の期間が 長すぎるが、問題ないか

事例集 産業医

当院産業医による推測


長期休職の診断書を持ってくるケースは、以下が考えられます。
①3か月も休職が必要な程の病態: 初診で見極めるのはかなり難しいため、初診ではない。
②主治医の方針によるもの。3か月と記載しておいて、期日前までに改善あれば復職可能診断書を発行するという方針。

新型コロナ感染予防のため、 完全自宅勤務。 勤怠に大きな乱れはないが、 突然連絡をとれなくなることが時々あり、上司に心配されていた。ある日オンライン朝礼に出席しなかったので、上司が連絡を試みるが不通。午後になっても連絡がつかないため人事と上司が自宅に訪問した。
自宅で本人がふらついていたため医療機関を受診することを勧めたが、 本人は拒否。 業務命令として内科受診させたところ、CT、 心電図ともに異常なし。 内科医より精神科の受診をすすめられた。
しかし、本人は学生時代に精神科に通院したことがあり、当時の嫌な記憶から、受診したくないと言う。人事は精神科ではなくカウンセリングを受けるよう説得し、本人が来院された。