メンタルヘルスの医療法人社団 平成医会
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メンタル白書

復職支援プログラムを通して、 自己の課題を克服

事例集 人間関係(上司・部下) 昇進 異動・配置転換

リワーク前の状況


上司からハラスメントを受けたことでメンタル不調となり、2か月間の休職歴あり。復職後、メンタルクリニックに通いながら治療するが、 同じ上司との人間関係や仕事量の増加により精神症状が悪化。他の従業員にもハラスメントをする上司の姿を見て、以前の自分がフラッシュバックし体調も悪化。 再休職となった。

新型コロナ感染予防のため、 完全自宅勤務。 勤怠に大きな乱れはないが、 突然連絡をとれなくなることが時々あり、上司に心配されていた。ある日オンライン朝礼に出席しなかったので、上司が連絡を試みるが不通。午後になっても連絡がつかないため人事と上司が自宅に訪問した。
自宅で本人がふらついていたため医療機関を受診することを勧めたが、 本人は拒否。 業務命令として内科受診させたところ、CT、 心電図ともに異常なし。 内科医より精神科の受診をすすめられた。
しかし、本人は学生時代に精神科に通院したことがあり、当時の嫌な記憶から、受診したくないと言う。人事は精神科ではなくカウンセリングを受けるよう説得し、本人が来院された。