メンタルヘルスの医療法人社団 平成医会
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メンタル白書

家族とのタッグで、 生活リズムの乱れを克服

事例集 仕事の量 勤怠不良 遅刻・欠勤

初診前の状況


異動に伴い業務量が増えたが、 仕事の内容は好きだったので、こなそうと頑張っていた。しかし、職場に休職者・業務制限を受ける者が立て続けに出たことから、 本人への仕事負担 ・ 量がますます増えていき、逃げ出したい衝動を抱えるようになる。

新型コロナ感染予防のため、 完全自宅勤務。 勤怠に大きな乱れはないが、 突然連絡をとれなくなることが時々あり、上司に心配されていた。ある日オンライン朝礼に出席しなかったので、上司が連絡を試みるが不通。午後になっても連絡がつかないため人事と上司が自宅に訪問した。
自宅で本人がふらついていたため医療機関を受診することを勧めたが、 本人は拒否。 業務命令として内科受診させたところ、CT、 心電図ともに異常なし。 内科医より精神科の受診をすすめられた。
しかし、本人は学生時代に精神科に通院したことがあり、当時の嫌な記憶から、受診したくないと言う。人事は精神科ではなくカウンセリングを受けるよう説得し、本人が来院された。