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20代の不調者が増加
・20代のメンタル不調者、受診者が増加。特に新卒社員の受診が多かった。
原因:コロナ禍に伴うコミュニケーションのとりづらさが、「上司・部下の対人関係」の悩みを助長させたと思われる。
新型コロナ感染予防のため、 完全自宅勤務。 勤怠に大きな乱れはないが、 突然連絡をとれなくなることが時々あり、上司に心配されていた。ある日オンライン朝礼に出席しなかったので、上司が連絡を試みるが不通。午後になっても連絡がつかないため人事と上司が自宅に訪問した。
自宅で本人がふらついていたため医療機関を受診することを勧めたが、 本人は拒否。 業務命令として内科受診させたところ、CT、 心電図ともに異常なし。 内科医より精神科の受診をすすめられた。
しかし、本人は学生時代に精神科に通院したことがあり、当時の嫌な記憶から、受診したくないと言う。人事は精神科ではなくカウンセリングを受けるよう説得し、本人が来院された。
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