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株式会社ホットスケープ様
代表取締役 前野 伸幸 様
医療機関と連携し、予防対策に力を入れています。
ー 従業員の健康についてどのような取り組みをしていますか?
メンタルヘルスに関してはだいぶ遅れてしまったと思っています。 この規模の会社はあまりメンタルヘルス対策に取り組んでいないんじゃないかなと思っていて、危機とか不安を感じている経営者の方はたくさんいらっしゃると思います。 でも今までは、なかなかきっかけがなかったのではないかなと。我々もそのきっかけがなかったのですが、さすがにコロナの影響もあって、コミュニケーションが希薄になりがちなので、 外部に相談できるところがあるというのは、心強いところだと思っています。働き方改革が叫ばれている中で、残業時間を減らすということにはかなり取り組んできましたので、 次のステップはメンタル面だと思い、我々としてもコロナ前から課題として挙げていたところです。
ー 今回、平成医会にお問合せをいただいたきっかけは何ですか?
実際に数件メンタル不調となり、退社する社員が何人か出てきてしまいました。 特にイベント業界ってストレスを感じやすい業界と、我々も思っていますし、このまま放置しておくのは問題だなということで、何か策を打つ必要があると思い、問合せをしました。
ー ここで働くこの32名の従業員の方に対してはどのような思いがありますか?
本当はコミュニケーションをもっとゆっくり取りたいなと思っているのですが、拠点が分かれてしまっている為、希薄になりつつあります。 また、コロナの影響もあり、在宅勤務も出てきているということに関しては、非常に僕らとしては課題に思っています。 30人くらいの会社なので、家族的な経営が本来は望ましいと思っているのですが、そういった状況もあるため、なかなかアラートに気づいてあげられないというところが大きな課題だと感じています。
ー 平成医会についての説明をお聞きになって、どのように感じられたか教えていただけますか?
細かいところの不安がたくさんありまして、担当者の方からすると本当にこんなことも聞くのかと思われたと思うのですが、 とても丁寧に真摯に対応していただきましてとても助かりました。おつなぎいただいた、我々の社労士さんともかなり長いお付き合いをされていらっしゃるので、 安心してお任せできるなと思った次第です。
ー 平成医会に期待することは何かありますか?
僕もまだまだ勉強不足なので、勉強会のようなものをやって頂けるとありがたいです。 あとは、なかなか社員からSOSが出にくく、目には見えないので、事前の予防対策が必要だと感じています。だいぶストレスに潰されてからではなく、 もっと前の段階から、アラートが出せるような仕組みが作れるといいなと思います。重症化する前に、何か手は打てないのか、というところを一緒に考えていき、 会社と個人両面からきちっと診断してサポートしてという部分を期待しています。 また、不調者が出て初めてメンタルヘルス対策をしたほうがいいとわかるのですが、ほとんどの中小企業の経営者の方々ってあまりそこに目が向いてない気がするので、 その辺の活動をサポートして頂きたいなと思います。